わかりやすい!扶樹の賢い遺言状基礎知識

遺言状のルールを知って、自分の気持ちを記そう

2018年10月11日
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遺言状だからといって、何でも効力があるわけではありません。正式な書き方と内容でなければなりません。では、効力のある書き方とは、どのようなものでしょうか。1つは、自筆である「自筆証書遺言」があります。書面には、作成年月日、遺言者の氏名、内容、自署を記し、自身の印鑑(できれば実印)を押して完成です。

いつでも作成することができるというメリットがありますが、きちんと形式が整っていなければ無効になることがあります。2つ目は、公証人が作成する「公正証書遺言」です。作成には費用や時間がかかりますが、公証人に作成してもらった遺言状は、効力が保証されます。

3つ目は公証人にのみ、その存在を証明してもらう「秘密証書遺言」があります。遺言の内容を秘密にしておくことができますが、公証人によるチェックがないので、遺言が無効になることもあるので注意してください。3つのうち、いずれかの方式で作られたものが有効となります。そして、遺言で有効となる内容についても決められています。それは、財産処分(特定の人に遺贈する)、身分(婚姻外で生まれた子の認知)、遺言執行(遺言執行者の指定)です。遺言状にはこういった決められたこと以外の内容は無効となりますが、相続人に言葉を残す「付言事項」を記すこともできます。

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