わかりやすい!扶樹の賢い遺言状基礎知識

手書きを開封するには家庭裁判所の立ち会いが必要

2018年12月24日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

主に遺産相続について書かれてある遺言状ですが、たとえ相続する権利を持っている人であっても、勝手に封を開けてはいけません。書いた人が亡くなった後、遺言状の存在が明らかになっている段階で家庭裁判所に提出する必要があります。

そこで申請するのは検認というもので、相続人の立ち会いの下で封を開けて中身が確認されます。これには書かれている内容は関係なく、あくまでも偽造や改ざんを防止するための手順です。紙の形状や書かれている日付などが確認されます。

そこまでの手順は法律で決まっていて、家庭裁判所の立ち会いなく勝手に開封してしまった場合は、罰金が科されることがあります。また検認が終わった後でその内容と異なるように改ざんすると、最悪の場合は相続する権利を失ってしまいます。またこの手順はあくまでも手書きの場合で、遺言状にはその他にも第三者である公証人を通じて公証役場に保管される公正証書遺言という種類があります。この場合は公証人によって内容が認められているので検認は必要なく、開封した時点でそのまま執行されます。このように非常に細かくルールが決められていますが、それは決して少なくないトラブルを避けたり解決するためです。

このページのトップへ